「千枚漬」のイメージが強い京都・聖護院に、隠れた人気の漬物がある。京つけもの・たかしんが作る、自家製梅干がそれだ。
もっぱら甘く味付けされた「味梅」が出回る昨今だが、たかしんでは塩だけで漬ける昔ながらの製法を守る。口に入れると、しょっぱさと酸っぱさ、そのどちらともがきちんと主張をしている。絶妙なバランス。そのあじわいは「骨太」とでも形容すべきか。
和歌山産の南高梅、京都大原産のちりめん赤しそ、そして赤穂の天然塩のみで、3年間漬け込んだ自家製梅干。
塩分は18%と高めだが、そのぶんカビは発生せず、常温で保存がきく。乾燥するところに置いておくと、塩が噴き出るほどだ。
作り方は、南高梅をきれいに洗浄した後、タオル等で十分に水気を取る。少しでも水分が残ると、カビが発生し易くなるからである。夏の炎天下に土用干しを3日間行い、皮を柔らかくさせる。そうして3年間の熟成期間を経て、ようやく商品として売り出すことができる。
昔ながらの味を求めている人、添加物に敏感な人。酸っぱくてしょっぱい梅干が好きな人にはたまらない逸品だ。
たかしんのすべての商品は、袋詰め後の熱殺菌をしない。熱殺菌をすれば確かに保存はしやすくなるのだが、それによって味が変化してしまうのを避けるためだ。このように、たかしんでは少しの味の変化にも敏感だ。この姿勢は各商品にそれぞれ担当をおき、材料の仕入れから製造まで一人の手によって行われていることからもうかがえる。
「漬物は、常温で持ち歩くと味が変わります。ですから、観光客の方で、長時間持ち歩かれそうな方には申し訳ないですが、売ることは出来ません。」
お客さんには、最良の状態で食べてもらいたい。その真摯な想いは、一切の妥協を許さない。昔から変わらない味を作り続けること。その、味に対する頑固なこだわりが、信用につながっている
梅干自家製 大粒5個入(200g)
梅干自家製 小粒12個入(200g)
●あつあつの白ご飯との相性はピッタリ。特にいつものおにぎりにこの梅干を入れ、とろろ昆布を巻くとなお美味しさが増します。
●お酒を飲んだ後の梅茶漬けは、さっぱりしたいときに 最適です。
●夏は梅チューハイ。寒い季節にはお湯割りに沈め る。添加物は一切入っていないため、自然な甘さがじ わりじわりと染み出てきます。
●たっぷり入った梅酢は、さまざまな料理に使うことが できます。